
武蔵野Sは、米国血統がパフォーマンスアップに繋がるレース。
主に父系に注目。ストームキャット系、ボールドルーラー系、ミスプロ系と米国血統が満遍なく好走馬を輩出しています。

勝ち馬だけを見ても、昨年の勝ち馬ワンダーリーデルの父スタチューオブリバティ(ストームキャット系)を筆頭に、一昨年のインカンテーションの父シニスターミニスター(ボールドルーラー系)、16年の勝ち馬タガノトネールの父ケイムホーム(ミスプロ系)など、米国血統産駒のオンパレード。
例外は18年のサンライズノヴァ、13年のベルシャザールくらいのもの。

その他、2~3着に入った人気薄を見ても、総じて米国血統が目立ちます。
米国血統優勢、ここに注目して今年も候補馬を探っていきたいところです。
④ケンシンコウ
(父パイロ)
⑤スマートダンディー
(父エンパイアメーカー)
⑧ワンダーリーデル
(父スタチューオブリバティ)
⑨メイショウワザシ
(父アイルハヴアナザー)
⑮レピアーウィット
(父ヘニーヒューズ)
⑯オメガレインボー
(父アイルハヴアナザー)
⑮レピアーウィットは、ストームキャット系ヘニーヒューズ産駒で血統テーマをクリアする存在。
気ムラな面があってなかなか安定した成績を残せていませんが、ツボに嵌った際のパフォーマンスは相当に高く、重賞でも通用するポテンシャルを秘めています。
希望通りの外枠も引けましたし、ゲートを決めて目論見通り揉まれず運べば、チャンスは十分にあると見ています。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。