◆5R 3歳上1勝クラス(ダ1600m)
次走注目:チョーズンワン
(3人気7着)
1着馬から1.2秒差とキャリア最大の着差をつけられたが、前48.5秒→後49.0秒と良馬場にしては上がりが速い馬場。上位を独占したで先行勢と後続馬群が4角で離れてしまう展開が同馬にとっては厳しい条件となってしまった。
元々、スタートが上手でなく今回も後方から。直線でもさばきに苦労する戦いなら酌量余地は十分にある。また、前走でこの距離ではなく2100m戦を選択した理由がはっきりと分かるレースでもあった。スピードを要求されない中山向きタイプで1800m戦なら巻き返しが必至。
◆11R ウェルカムS(芝2000m)
次走注目:イェッツト
(3人気6着)
先行馬が内を空ける馬場状況で5ハロン通過62.5秒の超スロー展開。上がり3ハロンは11.7秒→11.2秒→11.3秒と超速ラップを記録している。この流れの中で中団後ろの外々展開。3~4角ではポジションを下げる競馬では上位入線は明らかに無理。6着同着止まりとはいえ、上がり最速の33.2秒をマークしての0.7秒差は勝ち上がり脚力を示す走りと言える。
過去の実績的にも直線短いコースでこそ末脚の切れが光るタイプ。中山替わりで台頭のチャンスがあるはずだ。
◆2R 2歳未勝利(芝2000m)
次走注目:フォルテデイマルミ
(4人気7着)
8月の札幌以来でプラス22キロ。もちろん成長分もあってすべてが太め分とは言わないが、さすがにお腹回りには幾らか余裕が感じられる仕上がりだった。そんな状態でも、中団後ろから向正面で仕掛けて早めに上昇。4角では先頭に並びかける積極的はレース運びが目についた。
直線ではさすがに伸びを欠く結果となったが、脚がなくなりかけてからもう一度、反応する姿も見せており初戦2着という実績通りの走力があることをしっかりアピール。このひと叩きで体が締まってくればV圏内に浮上してこよう。