年によってラップ構成がかなり変化するチャンピオンズC。14・18・19年は後傾ラップで先行組が優勢、15・16年は前傾ラップで差し組が優勢、17年はイーブンラップで先行組が優勢といった結果だった。
今年は何が何でもというタイプは不在も、③メイショウワザシの高倉騎手は主張してくる見込みで、揉まれ弱い④エアアルマスも外枠勢に抵抗したいところ。外枠にはそれなりにテンの速い先行タイプがいるため、1角まではペースが上がると考えたい。狙いは内目でロスなく立ち回れて末脚性能を生かせるタイプ。
②ゴールドドリームは17年の同レースの覇者で昨年も2着と高い適性を誇る。内枠で前に馬を置いても問題ないタイプで、鞍上の和田騎手は今年の中京開催で徹底的に内にこだわる騎乗が目立った。人馬ともに絶好の枠と言える。近走の着順は冴えないが、ここで古豪復活と行きたい。
12月5日(日)付、東京スポーツ掲載分)
※なお、当コラムは金曜午前段階で執筆されたものです。当日の馬場傾向を踏まえた上での最終結論◎◯▲は『競馬成駿』にてご確認ください!
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今川秀樹
IMAGAWA HIDEKI
ラップ理論のパイオニア・上田琢巳も唸る分析力を誇る、競馬JAPAN発の若手予想家・今川秀樹。6年連続で年間黒字収支を達成している男が、「配当面からも期待値の大きい馬」に狙いを定め、本当に買う価値のある◎本命馬をお届けする。