◆3R 2歳未勝利(芝2000m)
次走注目:タイムトゥヘヴン
(3人気4着)
5ハロン通過が64.0秒の超スロー。残り4ハロンから一気に11秒台にラップが上がる展開となった。道中は適度なポジションを確保できていたが、この急ペースアップに上手く対応できず、3~4角で先行勢から離されてしまって直線へ。ここからジワジワと脚を伸ばし、坂を上がってからは上位馬に急接近。しかも、最後はモタれ気味で鞍上が目一杯には追わなかった中で0.4秒差にまで詰めてきた。
緩急ある展開で器用さ負けしただけで、脚力自体は勝ち馬と同等レベルにあるのは明白。普通の流れならすぐにVチャンスが訪れる。
◆12R 3歳上2勝クラス(芝2500m)
次走注目:タンタフエルサ
(8人気4着)
リフレッシュ効果で体つき良化のプラス20キロだったがあくまで休み明け。テンから控えて自分のリズムを崩さない形で終始、最後方。勝負には行かない手探り競馬に徹していた。
レースはラスト4ハロン地点から11.7秒→12.0秒→11.9秒→12.6秒と早めのペースアップ。3~4角ではあまり差を詰められなかったが、上位馬の脚勢が鈍ったラスト1ハロンでグイグイ伸びて4着にまで押し上げた。切れる脚を求められると厳しいが、この時期の上がり要す長丁場は条件ドンピシャ。馬券圏内への突入が望める。
◆2R 2歳未勝利(ダ1400m)
次走注目:コーンフィールド
(11人気3着)
初戦は太めモッサリで走る気もまったくなく競馬にならず参考外の結果。今回は馬体が絞れて体つきが良化していた点が目についた。
ただ、下見所では尻っ跳ねをして落ち着きを欠くシーン。今回も走力を示すことなく終わってしまうのかと思ったが、道中から初戦時とは違った行きっぷりを見せ、直線で大外に出すとレース上がりを1.1秒も上回る末脚を繰り出して3着。勝ち上がり可能な走力を披露した。下見所やスタート直後に見せた気性の幼さが大きな課題とはなろうが、実戦慣れが見込める次走で更なる前進が期待できる。