フェブラリーSは、米国血統が強いレース。
昨年勝ったレモンポップの父レモンドロップキッドは、現役時代にベルモントSなど米国ダートG1を4勝した馬。同年3着メイショウハリオは、父ボールドルーラー系パイロ。
2021、2022年と連覇を果たしたカフェファラオの父アメリカンファラオは、言わずと知れた2015年の米国三冠馬。2021年にそのカフェファラオ相手に8人気3着と好走したワンダーリーデルは、父がストームキャット系スタチューオブリバティでした。
その他、2020年の勝ち馬モズアスコットは、母父にヘネシーを持った米国産馬でしたし、2019年のインティも米国ダートG1を3勝のケイムホーム産駒。
さらに遡れば2016年のモーニン(父ヘニーヒューズ)や2012年のテスタマッタ(父タピット)など、とにかく米国性の強い血統が良く走るのが、フェブラリーS最大の特徴です。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。