
2度の急坂越えに早めのペースアップという中山芝2000m特有のスタミナ&底力比べになる皐月賞。血統的にも、欧州血統、中でも凱旋門賞血統の価値が高まることになります。

一昨年の勝ち馬ソールオリエンスは、極めて分かりやすい皐月賞向きのタイプでした。母父モティヴェイターは、種牡馬として凱旋門賞連覇のトレヴを輩出した馬で、21年8人気2着タイトルホルダーの母父でもありました。
22年の2、3着馬は、ともに現役時代に凱旋門賞を勝ったトニービンを内包。その他、凱旋門賞馬バゴやその父ナシュワンも好走馬に絡んでいます。
また、週中には雨予報があったものの、どうやら良馬場で行われることになりそうな状況。こうなると、昨年同様の超高速決着も視野に入れる必要があります。
凱旋門賞血統を保持または内包しつつ、高速耐性が証明されている馬が、今年の穴候補になります。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。