【小倉11R 小倉記念(GⅢ)】
(芝2000m 15:35発走)
◎12.セイクリッドセブン
↓↓↓ 境和樹がレースのポイントを動画で解説 ↓↓↓
このレースは、とにかく「グレイソヴリン系が強い」レースです。一昨年、この傾向を元にして8番人気リクエストソングに本命を打ち、15番人気キタサンアミーゴも候補としてご紹介しました。どちらもちゃんと馬券圏内に来ましたよね。
しかし、昨年のこのレースでは父か母父にグレイソヴリンの血を持つ馬が1頭もいないという大参事…。何とか捻りましたが上手くいきませんでした。
その昨年の回顧コラムの段階から「来年こそグレイソヴリン系保持馬の出走があることを期待」と書いていましたが、今年は出てきてくれましたね。
実は、登録段階で出否未定、「状態を見極めて使うかどうか決める」と聞いており、かなりやきもきしていました。出走を決断した陣営に感謝です。
【小倉記念グレイソヴリン系保持馬の好走例】
11年 15番人気2着 キタサンアミーゴ(母父トニービン)
11年 8番人気3着 リクエストソング(母父トニービン)
10年 4番人気2着 バトルバニヤン(父ジャングルポケット)
09年 16番人気1着 ダンスアジョイ(母父トニービン)
08年 11番人気3着 ケンブリッジレーザ(母父タマモクロス)
07年 6番人気1着 サンレイジャスパー(父ミスズシャルダン、母父コジーン)
07年 7番人気2着 ニホンピロキース(父タマモクロス)
06年 9番人気3着 ニホンピロキース(父タマモクロス)
とにかく恐ろしいほどの高精度で馬券になる小倉記念のグレイソヴリン系。しかも人気を見てください。どの馬も揃って人気薄。正直、「グレイソヴリン系保持馬だから」という血統的な見地からしか拾えないような馬でもバンバン馬券に絡みます。もうこれを使わない手はないでしょう!
予想としては極めて単純ですが、この傾向で一点突破を狙うべきレースが小倉記念。もうお分かりでしょう、今年の本命馬は母父トニービンの◎12.セイクリッドセブンです。
正直、前走で重賞の壁を痛感した感はありますし、これまでの小倉実績から特に強調できることもありません。しかし、何よりも大事なグレイソヴリン系保持馬、今年はこの馬が唯一の存在なのですから、これに本命を打たないなんてことはありません。ド人気薄でも恐れずいきたいと思います。
「競馬成駿」はコチラ!
境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。