【月曜 中山11R セントライト記念(GⅡ)】
(芝2200m 15:45発走)
◎13.ドラゴンレジェンド
↓↓↓ 境和樹がレースのポイントを動画で解説 ↓↓↓
セントライト記念のポイントは以下の通りです。
1.ノーザンテーストを血統表の中に持っている馬
2.近年、ファイントップ系の血が連続好走
3.中山実績のある人気薄
【ノーザンテースト系の密かな好走傾向】
12年2着スカイディグニティ(母父ノーザンテースト)
10年1着クォークスター(母母父ノーザンテースト)
10年2着ヤマニンエルブ(父母父ノーザンテースト)
09年2着セイクリッドバレー(母母父ノーザンテースト)
09年3着フォゲッタブル(母母父ノーザンテースト)
07年2着ゴールデンダリア(母父ノーザンテースト)
07年3着スクリーンヒーロー(母母父ノーザンテースト)
このように、毎年のようにノーザンテーストの血を隠し持っている馬が好走しているという血統傾向。昨年も予想コラムでこの傾向については言及しており、該当馬スカイディグニティも要注意の1頭と数えていたのですが、まさか14番人気という低評価になるとは露知らず…別の馬から買ってエラく後悔させられました。とにかく人気とは無関係にバンバン馬券になりますので、今年はもちろん、来年以降も覚えておきたい傾向です。
【ファイントップ系保持馬】
12年1着フェノーメノ(父母父ディクタス)
11年1着フェイトフルウォー(父母父ディクタス)
10年2着ヤマニンエルブ(父サッカーボーイ)
09年1着ナカヤマフェスタ(父母父ディクタス)
10年のヤマニンエルブがいるせいで少し分かりにくい表現になっていますが、昨年の結果から『ステイゴールド産駒が強い』と言ってしまってもいいと思います。個人的には、ステイゴールドの好相性をファイントップ系の血が支えているとは思いますが、元々、ステイゴールド自体がこのコースと相性の良い種牡馬ですから、単純にステイゴールドのコース相性がそのままこのレースとの相性の良さに繋がっていると考えても間違っているわけではないのでしょう。
最後のテーマである中山実績については言わずもがな。中山は他場と比べても適性の有無が問われやすいコースなので、そこにおける実績は素直に評価する必要があるということです。特に、非根幹距離である1800m、2200mの実績は要チェックでしょう。
【中山実績があった人気薄好走馬】
11年6人気1着フェイトフルウォー(京成杯勝ち)
10年4人気1着クォークスター(中山実績:2-2-0-0)
09年4人気2着セイクリッドバレー(水仙賞@中山芝2200m勝ち)
08年9人気1着ダイワワイルドボア(未勝利勝ちが中山芝2200m)
以上のテーマに沿って、今年買うかどうか検討する馬を抽出します。
6.ヒラボクディープ(中山芝2200m勝ち)
8.ダービーフィズ(中山芝1800m勝ち)
13.ドラゴンレジェンド(父ステイゴールド、母母父ノーザンテースト系)
14.ケイアイチョウサン(父ステイゴールド)
直前で回避してしまったアポロソニックも、中山芝2200mで勝ち鞍がありましたから、テーマには合致していた存在。意外と今年の人気馬にはスキがないと言うことができると思います。
そんな中で、穴を狙うなら◎13.ドラゴンレジェンドということになります。父がこのレースと相性の良いステイゴールドで、母母父にノーザンテーストの血を持っています。血統的にはパーフェクトに近い存在と言うことができます。
はっきり実績不足ですし、中山への適性も未知数ではありますが、基本的に波乱期待値が高い2200m。これくらいの大穴でも根拠があるなら積極的に狙ってみたいところです。
境和樹
立教大学部法学部卒。東スポや競馬最強の法則で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。