【土曜 京都11R 第18回 ファンタジーS】
(芝1400m 15:45発走)
◎4.モズハツコイ
(父クロフネ、母父サクラバクシンオー)
一言、ダート血統が非常に強いレースです。
【ファンタジーSとダート血統保持馬】
12年2人1着サウンドリアーナ(父ケイムホーム)
12年4人2着ローブティサージュ(父ウォーエンブレム)
11年4人2着アンチュラス(母父ワイルドゾーン@ニアークティック系)
10年4人1着マルモセーラ(父クロフネ)
10年7人2着ホーマンフリップ(母父フレンチデピュティ)
10年5人3着ホエールキャプチャ(父クロフネ)
09年8人1着タガノエリザベート(母父ストームキャット)
09年5人2着ベストクルーズ(父クロフネ)
07年4人1着オディール(父クロフネ)
06年2人2着イクスキューズ(父ボストンハーバー)
05年1人1着アルーリングボイス(父フレンチデピュティ)
とまあ、こんな具合です。完成度が問われる2歳戦であるということ、ダート的な持続力が要求される1400mということ、理由もハッキリしているだけに信頼できる血統傾向だと思います。
その中でも、上記表を見ていただければ一目瞭然、最も相性が良いのはフレンチデピュティの系統、特にクロフネ産駒です。
【クロフネ産駒とファンタジーS】
成 績;(2-1-1-3/7)
勝 率:28.6%
連対率:42.9%
複勝率:57.1%
単回率:224%
複回率:152%
昨年は該当馬のストークアンドレイが惨敗していますが、あれは手を出してはいけない函館2歳S勝ち馬。それに目を瞑れば全く色あせない好相性ぶりと言っていいでしょう。
「ダート血統重視、中でもフレンチ~クロフネ・ラインに注目」
これがファンタジーSの血統テーマ。今年の出走馬から該当する馬をピックアップします。
1.フクノドリーム(父ヨハネスブルグ)
3.グランシェリー(父アルデバランⅡ)
4.モズハツコイ(父クロフネ)
7.ベルカント(母父ボストンハーバー)
10.アドマイヤビジン(父クロフネ)
12.メイショウアサツユ(母父アンブライドルド)
13.エイシンオルドス(母父ミスターグリーリー)
やはりクロフネ産駒を狙いたいところ。◎4.モズハツコイはリターンも期待できる人気なので好都合です。
新潟2歳S、デイリー杯2歳Sとマイルの重賞で切れ負けしている点も、今回の条件替わりでのパフォーマンスアップを予感させるもの。デビュー2戦の内容を見ても、全く力がない馬だとは思いませんし、この条件で仕事をしても不思議はないでしょう。
境和樹
立教大学部法学部卒。東スポや競馬最強の法則で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。
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境和樹
SAKAI KAZUKI
立教大学部法学部卒。東スポや競馬の天才で人気上昇中の血統予想家。血統傾向からレースの適性を探る。