協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. トップ
  2. TOP・無料コンテンツ
  3. 柏木集保の週末重賞ストラテジー
  4. 危なそうで実は危なくないアノ馬
  5. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

競馬予想

柏木集保の週末重賞ストラテジー

2017年02月18日(土)更新

危なそうで実は危なくないアノ馬

上がり馬カフジテイクに期待したいが、オーナーの加藤守さんは、53年のオーナー生活でまだG1馬に出会っていない。

また、湯窪調教師は(騎手時代から通算)40数年もビッグレースとは縁がない。騎乗する津村騎手もG1レースはまだ未勝利。

さらには種牡馬プリサイスエンドは、競走時も、アメリカ→日本と移動した種牡馬としても、まだG1レースは無縁。

人気のカフジテイク(父プリサイスエンド)の脚質は、スタートが悪いから、ほぼ最後方からの追い込み一手。

取り巻く状況にはさまざまな死角があふれている、ちょっと危ない人気馬か。

しかし、東京ダート1400~1600mは4戦【3ー0ー1ー0】であり、その4戦の上がりは不発にとどまることなく「34秒6、34秒4、34秒2、34秒5」である。

かつ、広がるフォーティナイナー系の種牡馬父プリサイスエンドは、「サウスヴィグラス、スウェプトオーヴァーボード、アドマイヤムーン…」などと同じエンドスウィープの直仔なので、平均的な産駒とは別に、中に意外な大物が含まれるのが特徴の父系であることに注目すると、必ずしも危ない人気馬とはいえないところもある。

カフジテイクの上がり34秒台の爆発力が決まるには、条件が2つ。

ひとつは、重馬場の1分34秒台前半の決着とかの高速レースにならないこと。

もうひとつは、ハイペースで流れ、縦長の展開にならないこと。ハイペースになってはカフジテイク自身が追走に苦労し、厳しい総合力のマイル戦となり、切れ味の勝負ではなくなってしまうから。

ところが、締まった高速ダートにはなりそうもない。また、今年のメンバーはハイペースにはなりそうもない組み合わせである。

馬群が固まって展開するなら、後方でも先頭馬群から離される危険はなくなる。ここまで不発なしの34秒台の爆発力が決まる可能性が高い、と考えられる。

同タイプ(脚質だけでなく、父トワイニングまで同じ父系)の、ノンコノユメは軽視できない。

プロフィール
柏木集保

早稲田大学政治経済学部卒業。1973年に日刊競馬新聞社に入社し、以後競馬予想を担当。U局の「中央競馬ワイド中継」の解説者としても人気を博す。血統、過去の走破タイム、ペース配分などから多角的にレースを推理し、出走馬の前評判にとらわれない独自の予想スタイルを貫いている。

柏木集保

SHUHO KASGIWAGI

日刊競馬で40年以上にも渡って看板を務める競馬界のご意見番・柏木集保が今週末の重賞レースのポイントをイチ早くレクチャー。過去データ・ラップ・血統・馬場など縦横無尽な分析でレースの核心に迫る。ここが的中馬券への最初の一歩。

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line