【京王杯2歳S】人気薄の好走でもフロック視は禁物!
FILE:11/8(土)東京11R
京王杯2歳S(GⅡ)
3F通過は35.2秒。各馬が折り合いに専念し、隊列変わらぬまま勝負は最後の直線へ。
懸命に逃げ粘るルートサーティーンに対してダイヤモンドノットはしばらく持ったままの手応え。残り300mでようやくゴーサインが出ると、アッサリ抜け出して後続を完封してみせた。
2着に付けた3馬身差と0.5秒の着差は過去20年遡っても最大の値で、走破時計1.20.9秒は一昨年にコラソンビートがマークしたレースレコードに0.3秒差。全馬が1勝馬で戦前は混戦ムードもあったが、終わってみれば1強だったと言えるほど強い内容だった。
2着には中団外目から脚を伸ばしたフクチャンショウ、更に後ろから伸びたトワニがクビ差で続いて3着。内の最短距離からシャオママルが4着に浮上し、逃げたルートサーティーンは5着の入線となった。
上位人気に推されたシュペルリングとレッドスティンガーは奮わず。前者は揉まれる位置でキャリアの浅さが影響した印象だが、後者は枠なりに外を回らされたにせよ物足りなさを残す走りだった。
─次はココに注目!─
12人気3着
トワニ
これでキャリア4戦のうち3戦で上がり最速をマークと秀でた脚力の持ち主。
今回のレースレベルには疑問が残る所もあるが、遅い流れと自身のポジションや外の進路を顧みると、1頭だけ異質のレースをして飛び込んできており、人気薄の好走でもフロック視はできない。
折り合いなどにはまだ良化の余地を残すものの、しっかり脚がたまった際の爆発力は侮れず、未勝利勝ちが鮮やかだったように、距離もマイルまでは守備範囲。
展開が流れれば折り合い面での不安も軽くなるだろうし、相手強化でパフォーマンスを上げてくるイメージも湧く。
ちなみに、もっと先の将来には短距離路線の差し馬として、良い仕事をしそうなのも記憶に留めておきたい。
(執筆:久光匡治)
二天一流ホースマン
優馬
久光匡治
YouTube出演中
従来、専門家がその道一本で務めあげる取材と調教。その双方を股にかけ、場所を選ばず活躍する二天一流ホースマンとは彼のこと。馬・人の両側面からあらゆる可能性を探り、時には上位人気馬を印から切り捨てることも辞さない予想スタイルはまさに天衣無縫。優馬の産んだサムライが、今日も未踏の道を征く。


