【エリザベス女王杯】昨年以上の過程で悲願達成!
京都11R エリザベス女王杯(GⅠ)
◎③シンリョクカ
エリザベス女王杯は、牝馬にとってはスタミナの欲求値が高いレースで、それを血統的に補完する必要が生じるレース。必然的に、長距離でパフォーマンスを上げる血統の価値が高まります。
中でも、注目したいのは長距離型サンデーです。
現役時代に菊花賞や天皇賞・春といった長距離GⅠを勝っている馬。または、種牡馬として長距離GⅠ勝ち馬を出している馬。
昨年、12人気で2着と大穴を開けたラヴェルは、キタサンブラック産駒。キタサンブラックといえば、現役時代に菊花賞、天皇賞・春を2回と長距離GⅠを勝ちまくった馬でした。
間に阪神開催を挟んでいることもあって少し古いサンプルになりますが、19年の勝ち馬ラッキーライラックは父が菊花賞馬オルフェーヴルの産駒。17~19年の3年に渡って9、9、7人気と人気薄で連続2着とレース適性の高さを見せ付けたクロコスミアは、先述オルフェーヴルやゴールドシップといった長距離GⅠ勝ち馬の祖であるステイゴールド産駒でした。
16年は、3人気のクイーンズリング、12人気のシングウィズジョイとマンハッタンカフェ産駒の2頭がワンツー。マンハッタンカフェは、菊花賞、天皇賞・春を制したサンデー系の中でも屈指の長距離砲です。
今年のエリザベス女王杯に出走している馬で、長距離型サンデーを持っている馬は以下の通り。
③シンリョクカ(父サトノダイヤモンド)
⑧ヴェルミセル(父ゴールドシップ)
⑪フェアエールング(父ゴールドシップ)
⑫ライラック(父オルフェーヴル)
⑬ココナッツブラウン(父キタサンブラック)
⑮オーロラエックス(父サトノダイヤモンド)
⑯リンクスティップ(父キタサンブラック)
今一度、③シンリョクカを狙います。
父サトノダイヤモンドは、現役時代に菊花賞を勝ったステイヤー。京都コースで先述菊花賞を含み重賞3勝、トータル【4-0-1-0】と無類のコース巧者でもありました。その京都適性は産駒にもシッカリ受け継がれています。
昨年は馬場の悪い内目を通らされながら、最後まで渋太く脚を使って4着。2着となら0.1秒差と実に惜しい競馬でした。昨年同様、新潟記念からの直行ローテ。
その新潟記念は4着と着順を落としていますが、今年の新潟記念はハンデ→別定によってメンバーレベルが上昇。勝ち馬シランケドは、先日の天皇賞秋で展開不向きの中良く追い込んで4着と健闘し、2着エネルジコは菊花賞を、3着ディープモンスターは京都大賞典を制覇と、出走馬が軒並み次走で好走しています。1着→4着でも評価下げは一切不要と言っていいでしょう。
派手さはないものの、この中間も順調に乗り込めており状態面の不安も感じません。3度目の正直、これまでで一番の結果を期待しています。
ラジオ日本メイン解説
成駿
境和樹
血統
穴党
東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。


