【大阪杯】強運すら引き寄せた“最強世代”の真価!
強運すら引き寄せた“最強世代”の真価!
FILE:4/5(日)阪神11R
大阪杯(GⅠ)
3コーナー過ぎにゴーサインが出されると瞬時に反応し、4コーナーでは前を射程圏に入れる位置まで浮上。逃げ粘るメイショウタバルを捕らえるのには苦労したが、ゴール前には底力を見せてキッチリと差し切った。ダービー馬が持ち合わせている強運も味方となっており、今後は世界へと羽ばたいて行って欲しい。
体を絞って去年の宝塚記念当時のデキに近づいていたメイショウタバルが惜しくも②着。前半の1000mが58.1秒の緩みのない華麗な逃げは流石名手武豊騎手の手綱さばきだったが、相手が一枚上だった。それでも後続は完封しており堂々としたレース内容。
今後はどこへ向かうか不明だが、宝塚記念に目標を定めれば連覇の可能性は十分。梅雨時で馬場が渋ればクロワデュノールが参戦してきても、雪辱を果たす可能性は十分にある。
おととしのダービー馬ダノンデサイルは何とか③着を確保。当初予定していたドバイ遠征が中東不安の渦中で急遽こちらに矛先を変えたが、見えないところの調整の過程で上位2頭との差が出てしまった様子。返し馬では回転の速いキビキビとしたフットワークが目立っており、全く衰えは見せていなかった。今後のローテーション次第では再び頂点に立っても不思議にない馬。長い目で見守っていきたい馬だろう。
4番人気に推された強い4歳世代のショウヘイは直線で全く伸びず10着に大敗。直前に良馬場に回復したとは言え、パンパンの良馬場でこそのタイプと言うことがハッキリした印象。ダービー③着の能力の高さは確かなものだし、晩成のタイプでこれからの成長次第では大きな舞台で活躍しても不思議はない。
─次はココに注目!─
13人気4着
タガノデュード
道中は後方3番手でジックリと脚をため、3コーナー過ぎからロングスパートを仕掛け、小倉の重賞を勝った馬とは思えない息の長い末脚を披露。前にいた馬たちが頑張る展開を後ろから行き、③着のダノンデサイルに迫る素晴らしい末脚には正直驚かされた。好調の古川吉騎手ならではのファインプレーが光った一戦になったが、これで今後の選択肢は広がった。中央場所での重賞制覇も夢ではないところまで近づいている。
(執筆:持木秀康)
優馬1面の名奉行
優馬
持木秀康
栗東の調教班に所属。優馬の1面にてコラム「オフコース 持論(もちろん!)」を掲載、2016年天皇賞・春にてカレンミロティック(13番人気2着)に単独◎を打ったことは現在でも語り草。推し馬サロンでは関西トレセン捜査班にて予想を提供 。


