【アンタレスS】前半の攻防を制し、盤石の初戴冠!
前半の攻防を制し、盤石の初戴冠!
FILE:4/18(土)阪神11R
アンタレスS(GⅢ)
自分の形に持ち込んだ結果とは言え、全く危なげのない勝利。距離も前走時から1F短縮した1800mが現状ではベストと見て良さそうで、気分よく走ることが出来れば大きな舞台に立っても侮れない存在だろう。
好発を好位のインで我慢し、直線の末脚にかけたモックモックが直線もインを突き2着に浮上。ゴール前は勝ったムルソーに一歩一歩迫ったが、1馬身半だけ届かなかった。
2勝クラスと3勝クラスを連勝して迎えたオープン2戦目の内容としては評価できるものだし、阪神コースとの相性もかなり良い事が判明。伸びしろは十分にあり、重賞制覇は時間の問題と言えるところまで来ている。長く見守っていきたい素質馬だろう。
3着には前半でムルソーと競り合った14番人気のハグが渋太く粘りこんだ。2コーナー過ぎに競り合いから引いた高杉騎手の好判断もあるが、今日は馬体重がマイナス10キロと引き締まったのも好走の要因だろう。
昨夏までの3歳限定戦では世代トップクラスと差のない競馬をしていた馬で、気分よく走れればこれくらいは走っても不思議はない。今回は展開に恵まれたとは言え、重賞でこれだけ結果を残せたのは今後につながるもの。目が離せない存在に浮上した。
2番人気のブライアンセンスは遅い流れもあったが、今日は最内枠から道中、直線と外に出すことが出来ず、不完全燃焼の結果になってしまった。前走のフェブラリーSで小差の4着に健闘と、6歳ながらまだ衰えは全く見せていない同馬。スムーズに運べれば重賞でも互角以上の底力は持っており、しばらくマークしておきたい馬だろう。
─次はココに注目!─
6人気4着
タガノバビロン
発馬後に体を捻る形になり、外のムルソーがハナを主張する形も重なって、1コーナー入り口では後方2.3番手まで下がる不利。更に直線でも上手く外に出すことが出来なかったが、馬群を捌いてからはグイグイ伸びて、3着とはハナ差の接戦まで持ち込んだ。前2頭が残る展開では仕方がないが、ここまで伸びてきたのは能力がある証。ダートの中距離では安定感が抜群で、展開次第では重賞制覇も夢ではないハズ。
(執筆:持木秀康)
優馬1面の名奉行
優馬
持木秀康
栗東の調教班に所属。優馬の1面にてコラム「オフコース 持論(もちろん!)」を掲載、2016年天皇賞・春にてカレンミロティック(13番人気2着)に単独◎を打ったことは現在でも語り草。推し馬サロンでは関西トレセン捜査班にて予想を提供。


