【今週出走】初の京都遠征へ!長距離輸送&前日入厩…厩務員としてさらに深まる経験、そしてヤンチャ!?な2歳馬もデビュー目前!
今度の17日(日)に、担当のトーアエレクトラムで厩務員として初めて京都に出張することになった(6R)。
水曜、木曜と想定の段階で、東京の日曜の牝馬限定戦は頭数も少なかったし、1週延ばすという選択肢もあり小島茂之調教師も使うところを迷っていたようだが、前回も使った東京のマイル戦より、4つコーナーで勝った1800mという距離に魅力を感じたようだ。
2勝目を狙うトーアエレクトラム
それに、3キロ減騎手も確保できていたので、これもプラスと捉えていたのだろう。森田(誠也)騎手とは全く面識もないし、トクシーカイザーのときは(武)ユタカだったからレースまでに冗談も言えたけど…。今回はパドックでも「アンちゃん、頑張ってくれ」としか言いようがないかな(笑)。
まだ担当してからそこまで間がないし、以前との比較もできないので仕上がりについてはそこまで掴めていないけど、追い切りを重ねてもカイバをモリモリ食べるし、うるさくなって手こずらせることもなかったから、順調に調整はできていたといえる。バテないタイプなので、減量を生かしてある程度の位置に行って欲しいね。
前回パドック周回時の一コマ
厩務員としては、長距離輸送が初めてになるし、1泊しての競馬も初めて。土曜日の朝4時に出発する予定だけど、前回パドックを曳いたときと同じく今回も同厩舎の2頭出しで、フクシマブリルハムという馬も出走。
その担当者も馬運車に同乗するので、タイムスケジュールとか京都競馬場の出張馬房でのことなど、色々と聞けるから気はラクだよね(笑)。
先週も話したけど、色々な競馬場に行けるのは嬉しいよ。長距離輸送での馬の変化や様子も見られるし、自分としても経験値が増えるからね。あとは好結果がついてくれば…だろう。
トクシーカイザーは放牧へ
入れ替わりで2歳馬が入厩!
トクシーカイザーについては、このまま在厩しても出走に漕ぎつけられないので、一度放牧に出ることになった。馬運車で牧場に行く際も穏やかで、特に変わった様子も見せなかったよ。さすが、キャリアを重ねた古馬だし、また帰ってきたときはいい状態に持っていきたいよね。
替わりに牧場から入ってきて担当したのが、トゥザファイナルという2歳馬。こちらは、最初に同馬がトレセンに入ってきたときから担当していて(4月17日・連載第3回を参照)、ゲート試験に受かってから放牧に出るまでを手掛けたが、戻ってきてもやらせてもらうことになった。
ごはんをモリモリ食べるというトゥザファイナル
そのとき560キロくらいあった馬体重が、今は550キロくらい。この時期の2歳としては珍しいけど、重苦しさを感じない良い馬なんだよね。昨日(5月14日)、坂路で見習い騎手を乗せて追い切ったけど、馬なりで余力を残して53秒2~12秒9を出せた。
体重の軽い見習いが跨ったとはいえなかなかの時計で、見た目にもいい動きだった。パワーがあって、迫力もあるよ。追切り後の運動でも乗り味なんかいいし、テンションも変に上がったりしていない。
最初に担当したときより落ち着きが出てきて、大人びてきたように思う。まだこちらが油断するとヤンチャしてくる面はあるけど(笑)、まぁその辺は2歳馬だからね。随分とトレセンの雰囲気に馴染んできた感じはあるし、やはり最初に来たときとは違うよ。
ごはんに夢中なトゥザファイナル
牧場でも調整を進めてくれたみたいだし、あとは脚元などに気を付けながら調教を重ねていきたいね。小島茂之師によれば、6月14日(日)の東京4R、ダート1400m戦を目標にしていくとのこと。ゲート試験もスムーズに受かったし、まだ時間はあるので巧く仕上げていきたいね。
同馬の母のスパークオンアイスをはじめ、兄や姉たちも全て小島茂之厩舎というゆかりの血統で、小島茂之師の思い入れも深い1頭だと思う。そんな馬を担当させてもらって嬉しいし、その期待に応えたいよね。
出来れば勝ち負けになるように仕上げていきたいし、いいモノはあると思うので、デビュー戦を良い形で迎えたい。
※次回は5月22日(金)更新を予定しています。


