【目黒記念】充実一途で重賞初制覇へ!/スプリント戦なら一発も十分!【葵S】

【目黒記念】充実一途で重賞初制覇へ!/スプリント戦なら一発も十分!【葵S】

05/28 (木) 東西追い切り1等星

追い切り1等星・美浦

5/31(日)東京12R 目黒記念
ファイアンクランツ
(堀宣行 厩舎)


いよいよダービーウィーク。世代の頂点を目指した馬たちが集い、春の競馬シーズンは佳境を迎えるわけだが、ダービーの後にも楽しみは十分。

最終レースとなる目黒記念にも今後の飛躍が期待できる馬たちが揃った印象。中でも注目はファイアンクランツ

2歳夏に新馬勝ちを果たして以降、札幌2歳Sで3着、3歳春の青葉賞で2着。高い素質は示してきた馬。

アクシデントがあって大敗したセントライト記念以来の出走となった前走でも2着。雪による競馬の中止で再仕上げだったのにも関わらず、改めて能力を示す走りができている。

その前走後に一息入ってはいるが、この中間は更なるパワーアップも期待できる動き。

5F65秒台の時計を2本。

武井友彦
武井友彦
1週前追いではラスト1Fを楽々と11.0秒でまとめており、充実した内容の調教を積まれてきた。

以前は残っていたひ弱さが抜け、確りとした筋肉をまとった幅のある体つきは、馬っぷりの良い馬が揃う堀厩舎の隊列にあっても、一際目立つもの。併せ馬の動きも迫力十分で、本格化といったムードを漂わせている。

以前に遅れをとった強敵もいて、決して楽ではない相手関係だが、ここで重賞初制覇を果たして、飛躍の秋へ。

(執筆:武井友彦)

追い切り1等星・栗東

5/30(土)京都11R 葵S
タマモイカロス
(川村禎彦 厩舎)


昨年の6月にデビューしたが、当時はまだ馬体に芯が通っていない印象で、緩さも残っていたが、休養を挟むごとに良化の一途を辿っているのがタマモイカロスだ。

8月までに4戦消化した後に2カ月半ほど休ませた効果が特に大きく、2勝目を挙げた福島2歳Sではデビュー当時とほぼ変わらぬ馬体重ながら緩みが解消し、首差しから肩、トモ周辺の筋肉が分厚くなって夏とは見違えるような体付きに成長していた。

続くクリスマスRSでスムーズさを欠いて2着に敗れた後、レース間を開けて挑んだ年明け初戦の3勝目となるマーガレットSでは筋肉量はそのままに、無駄肉が削ぎ落されてデビューからもっとも馬体が仕上がった状態に。着差以上の強さを感じさせる内容での快勝だった。

ファルコンSでは大外枠から終始外を回らされて6着に敗れたが、間隔を開けて立て直した今回は1週前のCWで初めて6Fから追い切りを消化し、1F10.9秒の力強い伸びで古馬OPをアオり、直前は1勝クラスで2着に好走しているエルハーベンを約3馬身追走して余裕十分に先着。

馬体、動きともにますます迫力を増している。まだ底を見せていないスプリント戦なら世代を代表する様な馬になる可能性を秘めている。

中邑茂
中邑茂
(執筆:中邑茂)


武井友彦
現場主義・美浦の番人 優馬

武井友彦

美浦
調教
精度

美浦トレセンの現場で長年培った確かな相馬眼と、厩舎関係者からの深い信頼に基づく独占情報を武器とする。一見地味な調整過程に隠された勝負気配を逃さず、人気に左右されない独自の推奨馬を導き出す。現場の空気感まで伝える解説には定評がある。

中邑茂
調教アナライザ 優馬

中邑茂

栗東
調教
穴党

栗東の調教評価を担当。厩舎ごとに異なる調教パターンの変化を察知することに長けており、かすかに香る勝負の気配を逃さない。その嗅覚から時には思いがけない大穴に◎を打つことも多く、一瞬のチャンスを特大の的中に繋げる。