【函館スプリントS】開幕馬場を味方に貫禄の一人旅!
FILE:6/13(土)函館11R
函館スプリントS(GⅢ)
直線ではピューロマジックの脚が鈍らず、抜け出してそのまま押し切り。2着以下は混戦になりそうだったが、エーティーマクフィが伸びて2着を確保。連れて上がってきたレイピアが3着。
《レースラップ》
11.8-10.5-11.1-11.2-11.2-11.6
決着時計1.07.4 前半3F33.4 後半3F34.0
勝ち時計は近10年で3番目に速いタイム(2021年は札幌開催のため9年分)。
ただ、ピューロマジックにとって前半3F33.4秒は標準的。そして、誰も道中で競りかけずに単騎逃げに持ち込めれば、この速い時計でも粘れる。さすがは重賞3勝馬といったところ(今回で4勝目)。最後はラップが落ちたが、後半も11.2-11.2-11.6では後続は追いつけない。
今後も同じように逃げられれば粘れるし、競られたりすると厳しくなるしといった感じ。人気はそれほどなかったが順当勝ち。今後も同じような形なら粘り込める。とはいえ、重賞4勝目ということでハンデ戦は厳しそうだ。
2着以下は差し追込み勢が浮上。ダノンマッキンリー、シュタールヴィント辺りはやや離れた後方だったが、それ以外の馬の隊列は短め。となると差しが決めやすくなるし、ピューロマジックについて行った馬達が軒並みキツくなる。2着エーティーマクフィ、3着レイピアはやや展開利があったと見たい。
特段取り上げたい馬はいないが、インビンシブルパパは枠の差があったとはいえ、控える形が結果的には失策。ハイペースで沈むにしても、行き切って後ろに脚を使わせる方が良いタイプなので、次走はもう少し積極的な競馬をして欲しいというのが個人的なところ。
<余談>
今年は斤量の恩恵がある3歳勢がいなかったことも勝ち馬にはプラスだっただろう。そして函館の馬場が昨年に引き続き速い。時計のかかる洋芝というのはもはや存在しないのかもしれない。
(執筆:土屋龍太郎)
優馬の若きドラゴン
土屋龍太郎
重賞◎
連載コラム
取材力が核となる専門紙の世界において、卓越した馬券への才覚のみを買われ第一線に抜擢された若き昇り龍。大舞台に強く、直近でも2025年NHKマイルC◎パンジャタワー(9人気1着)を射抜くなど数々の特大万券を輩出。年齢のフレッシュさとは裏腹に、その予想には猛者の風格が香り立つ。


