次走へ繋ぐ勇気ある決断、そしてファンQ&Aで蘇る、今も胸を焦がす「ハナ差」の記憶
まずはひとつ、残念なニュースを。7月12日(日)の福島11R・天の川Sを予定していたトクシーカイザーは出走を見合わせることにした。
6月30日(火)の午後、馬房に行って手入れをしようとしたら、ちょっと脚がむくんでいるような感じで。特に痛がったりとか、脚元を気にする素振りもなく歩様も問題なかったんだけど、見た目に少し腫れていてね。
万全な状態で次走を迎えられますように
前走2着と好走してくれたし、この先もある馬なので7月2日(木)に放牧に出て行った。あとは牧場で様子を見ながら、状態を見極めての復帰になりそうだね。また元気な「トクちゃん」になって戻ってきて欲しい。
「グランちゃん」の成長を願って
手入れを通して築かれる信頼関係
もう1頭の担当、グランプラネッタは7月1日(水)の追い切りで2歳馬を追走してやや遅れ。この辺りでスッと終いに反応できないのが未勝利馬なんだろうねぇ。
先週は体重の軽い見習い騎手が乗っていての動きだったし、助手が乗って負荷がかかっていたのもあるが、もう少しやってみてどう変わっていくか見ていきたい。
そのグランプラネッタは「グラン」とか、セン馬だけど「グランちゃん」とか呼んでいる。公式Instagramのほうに写真を載せたけど、生え揃ったたてがみを三つ編みにしてみた。
レースではさらにおしゃれに…?
それに、躾にもなるかなと。編んでいる間はこちらに身を預けないといけないし、暴れたりせず大人しくしないといけないので。まぁ、元々が穏やかなタイプだし、編み込んでいても特に気にした風はなかったけどね。
今回は適当にやったけど、もし競馬場のパドックでもやるようならもっとキレイにやらないといけないなと。編み込む腕を磨いておきます(笑)
厩務員生活も3か月経過!
経験値を高める、日々の奮闘
…しかし、厩務員を始めてからもうすぐ丸3か月が経つ。だいぶ作業にも慣れてはきたが、今まで大きな怪我もせず出来ているのは嬉しいね。
まぁ、人を馬上に上げるときにちょっと肩に違和感を覚えたり、担当馬に馬体を「ドンッ」とブツけられたりとか細かいことはあるんだけど(苦笑)、この辺りは日常茶飯事だから。
自分の足を踏まれたこともあるけど、もちろん安全靴を履いて作業しているし、大きなアクシデントもなくやれているよ。これからも、もっと経験を積み上げていきたい。
次こそ待望の勝利を!
ファンの方からの質問にお答えします!
サンマルティンの思い出&元気の源
Q.サンマルティンに出資していました。エピソードがあれば聞かせてください。
でも、リプレイを見ると「アレッ!?」となって、お互い手を引っ込めたという(苦笑)。結果的に、あの馬があそこで重賞を獲っていたらJRAの全10場での重賞制覇となっていたから、今思うと悔しいよなぁ。
デビュー戦に乗って勝ったエスポジート騎手は、レースから上がってきてすぐ「この馬、来年のダービー勝てるよ!」なんて興奮していたけど、段々と抑えがきかずコントロールの難しい馬になっていってねぇ。
ディアデラノビアの仔は、そういう馬が多いんだろ?(※牡馬のきょうだいは全8頭中、6頭が去勢手術を受けた)
ハヤヤッコやステレンボッシュを担当していた者が小倉に滞在したりしてよくやってくれたが、苦労していたからなぁ。気性がまともなら、重賞も勝てたかもしれないね。
Q.暑くなってきましたが、国枝厩務員が食事で気を付けていることはありますか? また食べ物は何が好きですか?
★国枝厩務員の公式Instagramでは、今後もストーリーズで皆さまからの質問を募集する予定です。コラム内で回答していきますので、ぜひ【国枝栄 official】をフォローのうえお待ちください!
※次回は7月10日(金)更新を予定しています。


