【新潟2歳S】一刀両断で無傷の2連勝が有望!/昨年の雪辱へ手応え十分!【キーンランドC】
トレセンTimes・美浦
8/22(土)新潟10R
タイセイアストロ
8/23(日)札幌6R
モノポリオ
8/23(日)新潟2歳S(GⅢ)
シャンデヴァーグ
(森一誠 厩舎)
今週7頭をスタンバイしている森一誠厩舎。特に注目は新潟2歳ステークスに使うシャンデヴァーグだが、その他にも狙いたい馬がおり、日曜メインの前に資金稼ぎと行きたい所だ。
先ずは新潟土曜日10レースのタイセイアストロ。
調教師
「能力の高さは認めていましたが、気性や口向きの悪さ等があって素質だけで走っている所がありましたね。前走は放牧明けでしたが、落ち着きがありましたし、ジョッキーも上手く乗ってくれました。
相手も揃っていましたし、中身の濃い2着だったと思いますよ。この中間もすこぶる順調に来ていますし、デキは一段上がっている様に思います。継続騎乗はプラスですし、勝ち負けになるんじゃないでしょうか」
と、森一調教師もその成長ぶりに目を細めていた。
札幌日曜日6レースのモノポリオも注目の復帰戦。
調教師
「少し休養は長くなりましたが、放牧先の牧場と確り連携が取れて帰厩後の動きは良いですね。力の出せる仕上がりだと思います。まだ、集中力に欠ける所はありますが、能力はこのクラスでは一枚抜けていると思います。クッションの効いた洋芝は合うと思いますし、アッサリ勝っても驚きません」
と、森一調教師も超強気。確かにシンザン記念でも5着に来ている馬が、1勝クラスでは負けられぬ。
締めは、新潟日曜日7レース・新潟2歳Sのシャンデヴァーグ。
調教師
「初戦はもっと楽に勝てるかと思いましたが、頭数や展開等もありましたからね。勝ち切った事に意義がありますし、切れ味はさすがでした。
その後は放牧に出してここを目標に仕上げてきましたが、良い感じに仕上がってますよ。欲を言えばもう少し体が増えて欲しかったですが、これからドンドン成長していくと思います。
新潟外回りの1600mは良い舞台ですし、勝ち負けになると思っていますよ」
と、森一調教師。今年の森一厩舎の2歳馬の中でも3本の指に入る素質馬。キッチリ差し切ってもらいましょう。
(執筆:小島康睦)
トレセンTimes・栗東
8/23(日)キーンランドC(GⅢ)
エーティーマクフィ
8/23(日)キーンランドC(GⅢ)
サウンドモリアーナ
8/23(日)新潟2歳S(GⅢ)
トップチェッカー
(武英智 厩舎)
今週はHBA主催のサマーセールが開催中。セレクト、セレクションほどの高額取引馬はいないが、開催日が8月17日から22日までの6日間という長期間。1400頭を超える上場馬がいて、国内最大級の規模だ。厄介なのが22日土曜日の競馬開催日までセールが行われているという点。栗東の調教師も火曜日、水曜日は相当な数が不在。また火曜、水曜は栗東にいても木曜日以降は現地入りする人など、様々だ。この時期の取材記者は電話やLINEなどを駆使して、情報収集することになる。
今週は武英智厩舎をピックアップ。キーンランドCは2頭、新潟2歳Sにも出走馬がいて全3場に10頭と大攻勢。
北海道にいる武英調教師に電話取材。まずは札幌日曜11RキーンランドCに出走するエーティーマクフィだ。
調教師
「芝に替えてからはずっといい内容で走っていますよ。3走前は仕掛けが早すぎただけだし、2走前は道中で3回くらいぶつけられても終いは良く伸びていた。本当に力をつけていますね。前走後はリフレッシュ放牧を挟んでここを目標に。前走以上の状態です」
と調教師。昨年は7着に敗れているが、
調教師
「あの時は直線で進路がなく、完全に脚を余して負けましたからね。勝負どころでうまく捌ければいい脚を使ってくれるし、チャンスはあると思いますよ」
と同師。前年の悔しさを晴らすチャンスだ。
同じくキーンランドCに出走するサウンドモリアーナについて。
調教師
「前走のハンデ55キロは見込まれましたね。馬場が渋ったことも影響しましたし、勝ち馬も強かったです。放牧を挟んで一旦、栗東に入れて何本かやってから現地に移動。順調に調整できているし、あとは展開次第ですね。うまく単騎逃げに持ち込めるようなら」
と、こちらもまんざらではない様子だった。
締めは新潟2歳ステークスに出走予定のトップチェッカー。
調教師
「普段はけっこう子供っぽい面があるので、実戦でもガツンと行くんじゃないかと思っていましたが、上手な競馬をしてくれましたね。
一旦リフレッシュ放牧を挟みましたが、順調に調整できています。初戦は控える形で競馬ができましたが、2戦目である程度前の方で流れに乗れるんじゃないかな。
このレースは極端な上がり勝負になりやすいですし、位置どりが鍵になりそうです。能力は高いと思うし、重賞でも頑張ってくれると思います」
と武英師。
他の出走馬にもかなり有力な馬がいて、今週は固め勝ちが期待できそう。週末が楽しみである。
(執筆:目黒和外)
小島康睦
サクラバクシンオーなどに騎乗した名手・小島太を叔父に持つ生来のホースマン。親族のほとんどが競馬業界に身を置いており、騎手や厩舎、各牧場に顔が利く。大レースを勝つには馬の能力だけでなく、周囲の人間が形作る"陣営力"が必要不可欠であると提唱し、業界随一の情報ルートから激走のネタを握り込む。 (担当厩舎:浅利、伊藤伸、稲垣、加藤征、戸田、堀、本間、森一、和田勇)
目黒和外
パワフルな風貌に違わず、業務でもその辣腕を存分に振るう剛の者。実直な姿勢で取材へ向き合ううち、名門厩舎を含む関係者と唯一無二のパイプラインを構築した。そのため現場でのわずかな変化にも敏感で、陣営がひそかに仕掛けや策を講じたタイミングにはいち早く反応し、印を打つ。 (担当厩舎:安達、飯田祐、北出、昆、笹田、四位、柴田、武英、辻野、角田、本田)


