【本栖湖特別】菊除外のウップンをココで晴らす!/名門厩舎ゆかりの良血馬がベールを脱ぐ!【2歳新馬】

10/29 (木) 東西追い切り1等星

追い切り1等星・美浦

11/1(日)東京8R 本栖湖特別
ミッキーファルコン
(堀宜行 厩舎)


木曜日の美浦の調教開始時間は10℃を切る気温。

いよいよ冬近しと思わせる気候となってきたが、そんな寒さを吹き飛ばすようなフットワークを見せたのが、東京日曜8レース出走のミッキーファルコン。

先週の菊花賞は賞金が足りず除外となってしまったが、調整の方は、その除外も織り込み済み。

美浦へ戻って2本目となった10月8日のDWコースでの追い切りでは菊花賞で3着と健闘したダノンヒストリーを追走する形で、

6F81.0秒-5F64.8秒-4F50.2秒-3F36.4秒-1F11.7秒

と水準以上の時計を楽々とマーク。

その後もサクラファレル、ジェイパームスといったオープン馬の胸を借りて中身の濃い調教を積まれてきた。

直前は半マイルからの微調整という堀厩舎の調整パターンでの出走となるのも、それだけ仕上がりが進んでいるということ。

細身に映るシルエットは相変わらずだが、今週の最終追いでは天皇賞・秋に出走するサクラファレルとの併せ馬で弾むようなフットワークを披露して見せている。

武井友彦
武井友彦
東京の2400m戦は青葉賞で出遅れながらも5着に追い込み素質を示した舞台。

同じように菊花賞を除外されてきたライバルも出走しているが、確りと勝ち切って今後に繋げるレースとなることを期待したい。

(執筆:武井友彦)

追い切り1等星・栗東

10/31(土)京都5R 2歳新馬
アンドロニクス
(中内田充正 厩舎)


小倉の芝1800mで行われた中京記念を制し、重賞で何度も好走した母アンドラステ。

その初仔アンドゥーリルはアイビーSを勝利。ホープフルSでは7着に敗れたものの、1番人気に支持されていた。

その弟で今週デビューするアンドロニクスはまさに中内田厩舎で実績を残してきたゆかりの血統馬だ。

首差しから肩にかけて十分な筋肉量はあるが、前躯が勝った印象はなく、全体的なバランスは良好。いかにも良血馬らしい馬体の持ち主だ。

角馬場では、リズム良く歩きながらも時折頭を軽く上下に振るなど、この血統ならではの負けん気の強そうな表情も見せている。

その気性面を刺激しすぎないように派手な時計こそ出していないが、それでも1週前のCWでは川田騎手が跨って古馬2勝クラスの相手を約3馬身追走してラスト1F11.4秒で併入。俊敏な動きを披露している。

中邑茂
中邑茂
紙面上はやや重の表記だが、重~不良馬場レベルに時計のかかる今週の坂路で4F54.5秒~1F12.9秒と、馬なりで加速ラップを刻めているのは確かな脚力の証明と言えるだろう。

走法や血統背景を踏まえても、芝の実戦でさらに良さが出るタイプなのは間違いなく、初戦から注目の1頭だ。

(執筆:中邑茂)


武井友彦
優馬関東本紙

武井友彦

調教 美浦 堅軸
関東本紙
ラジオ解説
グリCh出演

優馬関東版の本紙欄、ならびに美浦の調教評価を担当。馬の能力比較を核に、追い切りでの手応えや上積みの感覚を加えることで的中を掴み取る。厩舎による調教技術のカラーも判断。2~3歳戦、中でもクラシック路線を得意とする。



中邑茂
調教アナライザ

中邑茂

調教 穴党 栗東
連載コラム

栗東の調教評価を担当。厩舎ごとに異なる調教パターンの変化を察知することに長けており、かすかに香る勝負の気配を逃さない。その嗅覚から時には思いがけない大穴に◎を打つことも多く、一瞬のチャンスを特大の的中に繋げる。