前走の目黒記念はクビ差と着順こそ僅かだったが、余力十分の走りで内容的には完勝。厩舎の期待馬が完全に軌道に乗ってきた。

夏場は予定通り北海道の牧場でリフレッシュ。「非常に良い状態で戻ってきてくれたし凄くいい成長曲線を描けている」と厩舎スタッフも口を揃える。

帰厩後は入念に乗り込まれ川田騎手を鞍上に追い切られた１週前追いも抜群のフットワークで態勢は整った。

パンパンの良馬場であまり経験のない高速決着になった場合にどう対処できるかも見ておきたかったが、昨日の雨で若干渋った馬場状態で臨めるのはこの馬には明らかにプラス。

ペース次第で自在に動けるタイプだけにこの枠も歓迎。きっちり決めて次走はジャパンカップへ。