【函館記念】高速化した函館記念の本質

06/26 (金) 穴馬券ネオメソッド #函館記念

函館11R 函館記念(GⅢ)
①バルナバ

徐々に兆しは見えていたところから、昨年を境に完全に高速化に舵を切っている函館芝コース。

道悪になれば話は別ですが、極端な雨でない限り、この高速化を前提として予想する必要があるでしょう。

函館記念も例外ではなく、昨年は-0.9秒の馬場で1.57.6秒のレコードが記録されました。

今年の函館記念を予想する上でも、ある程度速い時計の決着を想定するべき。
過去の傾向分析についても、良馬場+高速決着となった近2年と、良馬場で行われた20、21年を参考に検証します。

高速決着の函館記念では、

欧州血統か長距離血統

を持った馬が穴を開ける傾向があります。

高速化=スピードという図式ではなく、洋芝の上を速い時計で走るために必要なスタミナや持久力をどれだけ備えているかが重要になるということです。

血統の話の前に、昨年の上位2頭は、ヴェローチェエラが2400m~2600mで、2着ハヤテノフクノスケは3000mでそれぞれ勝ち星を挙げていました。こういった少し長めの距離に適性がシフトしている馬が狙い目になるというイメージ。

血統傾向も、これと同様のイメージで解釈できるわけです。
函館記念と欧州血統
昨年の勝ち馬ヴェローチェエラは、母父にデインヒルダンサーは、現役時代にアイルランドのGⅠを勝っている馬で、種牡馬になってからは英国を中心にGⅠ馬を多数輩出しています。
その他、キングジョージ勝ちのハービンジャーや凱旋門賞馬エリシオ、英愛ダービー馬のコマンダーインチーフなどが人気薄を馬券圏内に送り込んでいます。
函館記念と長距離型サンデー
ステイゴールド一族を筆頭に、長距離でパフォーマンスを上げる血統も効果的な働きを見せています。
昨年は、菊花賞、天皇賞・春と3000m超のGⅠで2度の連対があるウインバリアシオン、菊花賞、天皇賞・春を勝ったゴールドシップという2頭の長距離型サンデーが、それぞれ人気薄の激走に寄与しています。

以上のテーマに基づいて、今年の出走馬から候補馬を抽出します。

①バルナバ(父ハービンジャー)
②ファウストラーゼン(母父スペシャルウィーク)
⑫エコロディノス(母父ジェネラス)
⑭フィーリウス(父キタサンブラック)


①バルナバは、父がキングジョージ勝ち馬のハービンジャーで、母父は長距離型サンデーの代表格であるマンハッタンカフェ。
血統的にはいかにも最近の函館記念がマッチします。

前走の福島民報杯は、前2頭がガンガン飛ばす異例のハイペースを枠なりに外を回る形で脚が溜まらず。
内容的には平凡なものでしたが、特殊な展開になったことを考えれば情状酌量の余地はあるでしょう。
傑出馬不在の今年のメンバーなら、これくらいの馬でも十分チャンスがあると踏んでいます。

境和樹
ラジオ日本メイン解説 成駿

境和樹

血統
穴党

東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。