東京の開幕週らしく、好メンバーが揃ったtvk賞。その中でも、個人的に注目度が高いのがチューワランサだ。

今年の２月に行われた春菜賞ではレース前からテンションの高さが目立ち、スタートしてから折り合いがつくまでに時間を要していた。それでも最後までしっかり脚を使い0.1秒差の４着と負けて強しの内容だった。

休養を挟んで臨んだ前走の阪神１４００ｍ戦では、発馬後に内へヨレて他馬と接触する場面がありながら、落ち着いた走りを見せ３角で前を走る馬がゴチャついていた中でも鞍上の指示にスムーズに反応。

内のスペースに潜り込み直線で改めて外に持ち出すと、楽々と抜け出して２馬身半差をつけての快勝。またここで負かした２～４着馬が次々と１勝クラスを卒業しており、レースレベルが高かったことを考えれば昇級戦でも狙う価値は十分。

東京１４００ｍでは未勝利勝ちを挙げ、先述した春菜賞でも高いパフォーマンスを見せているだけに、ここでどんな走りを見せてくれるのか、非常に楽しみな１戦となりそうだ。