着差以上に強い内容でオークス、秋華賞の牝馬２冠制覇を果たしているチェルヴィニア。

ジャパンＣでも見せ場は十分の競馬ができており、中長距離では現役馬でもトップクラスの実力があるのは確かな馬です。

今年に入ってからの成績が一息ですが、大きなフットワークで走る馬だけに京都記念は道悪の馬場に苦しんでのもの。

また環境の変化にも弱いタイプで初の海外遠征となったドバイでも本来の走りができなかったということ。それぞれ敗因はハッキリとしています。

前走のしらさぎＳは大敗した桜花賞以来となる阪神の1600ｍだったうえに57キロの斤量を背負ってのもの。それでも直線は馬群を割って伸びており、復調を示すには十分な内容でした。

この中間の乗り込みは意欲的で一追い毎に良化。良い頃の勢い、迫力が戻ってきています。

オークスを圧勝した得意の東京コースで完全復活となるパフォーマンスに期待です。