発走10:05

久光匡治
従来、専門家がその道一本で務めあげる取材と調教。その双方を股にかけ、場所を選ばず活躍する二天一流ホースマンとは彼のこと。馬・人の両側面からあらゆる可能性を探り、時には上位人気馬を印から切り捨てることも辞さない予想スタイルはまさに天衣無縫。優馬の産んだサムライが、今日も未踏の道を征く。
13テンカムテキ
(林 徹厩舎/丹内 祐次騎手)
狙い方
1着付け
3着まで
配当妙味
堅実
大穴
芝2000mでデビューの際、⑬テンカムテキに対して最初に抱いた感情は『何で?』というもの。
何せ母父がサウスヴィグラスで父がナダルの血統構成、父には多少の柔軟性があるとはいえ、言うまでもなく産駒成績は圧倒的にダート寄りであり、一方の母も4勝全てがダート1200mで挙げたものなのだから、この感情にも理解が得られるだろう。
ただ、今にして思えば、大きな馬格からして調教で仕上げ切るには至らず、次走でここをを使うのも織り込み済みの参戦だったように思う。
実際、レースではスタートからモタモタしていたし、一応は向正面で後方から押し上げはしたものの、気持ちが目覚めていないのは明らかな走り。直線では前を走る馬が内ラチに突っ込むアクシデントの影響で躓く場面もあった。
条件が微妙なうえ仕上がりも追いついておらず、レースでも不利があったとなれば、前走に関しては完全に参考外と捉えて良いだろう。
今回はシックリくる東京ダート1600mの舞台設定。坂路主体に仕上げた前走から、コース追いでの仕上げに調教を強化して、青写真通りの良化が見込める2度目の実戦ならば、一変の走りが見られる公算は高いだろう。
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